健やかな命を未来へ

みわ

2011年09月04日 21:06

今日、友人が主催するかえるの会の講演会に行って来ました。
講師は、プラムフィールド代表 馬場利子さん。
「健やかな命を未来へ~放射能から身を守るために~」

馬場さんの講演会は、友人を知り合ったのを機に、度々聞かせていただいていたのですが、
今回は原発の問題のことで、切実な内容だったので、いつもと違う感じでした。

かなりショックな、知らなかった事実もバシバシ出てきて。。。
例えば、
今回の福島原発の被害は、チェルノブイリの7倍に相当する、とか、
静岡にも放射能が流れてきていて、野菜はじめ、水も安心ではない、とか、
福島の牛肉はいろいろ問題になって注目されているが、実は豚や鳥も危ないとか
(豚さんなんかは別の地域に移動して産地が偽装されていることもあるらしい)
日本で基準値とされている放射線量(食べ物で500ベクレル)がどれだけ甘い値か、とか
(チェルノブイリ事故の時の放射線基準値は、食べ物で子供4、大人8ベクレル)

今日は台風の影響で、電車が止まってしまい、遅れての開始だったのですが、
馬場さんは、講演会を始めてすぐに、目に涙をためながらお話されていました。
「私は、チェルノブイリ事故の時から今までの27年、
 今回のような原発事故が起こらないように活動してきたのに、
 こんな悲しいことはない・・・」「ほんとうは原発の話はしたくない」と。

これから30年、原発の影響は続くそうです。
震災から半年、もう忘れかかっている自分に、ちょっと怖くなりました。

畑活動をしているから、降ってくる雨も気になります。
でもでも、だからって何もしないでただ怖がっていたって仕方ない。

私に出来ることってなんだろう。。。

まずは、正しい知識を、知ること。
今回の講演会で、いろんな知恵を教えてもらったように、いつもアンテナ高くしていたいなぁ

それから、自分にできることをできる範囲で!
無理すると、パパとケンカになっちゃうし、家族に負担になってしまう。
我が家に出来る範囲で、少しずつ。

いい加減な性格の私。。。
無理せず出来ることをやっていこうと思います。


馬場さんが主催する、プラムフィールドでは、震災以降、様々な食材の放射能測定を開始しました。
会員になると、検体持込の権利が持てます。
それから、静岡近郊の現在の、放射能測定記録情報を得ることができるそうです。
http://www.geocities.jp/plumfield995/
私も会員になろうかと思います。

あと、友人も主体で動いている、「子どもの給食を守る会・浜松」や「STOP!浜岡原発
なんかに賛同の連絡をするのもひとつの方法かもしれません。

震災支援に関わる活動にちょっと参加するのもいいですよねぇ


馬場さんがおっしゃってました。
「"フクシマ"原発事故は、"ハマオカ"原発事故だったかもしれないんだよ」
ほんとに、ちゃんと考えなくちゃ。。。
もしもその日が来たら、パパと新居を浜松に残して、子どもと実家に逃げることなんか出来るんだろうか・・・(パパは公務員だから逃げられない・・・)
少しでも早く、原発が日本から減っていきますように・・・。


明日は久しぶりに、畑を耕しに行こうと思います。
命の恵みに感謝する機会として・・・(*^。^*)

うーん、でも雨やまないかなぁ(-_-;)